涼しいお菓子はいがかでしょう?

涼菓で夏のおやつを楽しみましょう!

料理フォーラム厳選の夏のおすすめメニュー、ぜひ作ってみてくださいね。もし気に入ったらぜひ感想を聞かせてください。FCOOKで待ってます。


 葛まんじゅう

 澤田 明子


 

透明感とその口当たりの良さから、夏向きの葛を使った和菓子は如何でしょう? 

冷たく入れた美味しいお茶と一緒に、目と舌でしばしの涼を味わっていただけたらと。

(約10個分)

 本葛粉
 水
 グラニュー糖
 熱湯
 餡
40g
40g
100g
200g
200g

1.

好みの餡を20gに分割して綺麗に丸めておきます。

2.

葛粉に水を加えよく溶かし、手鍋に漉し器を通して入れます。

ここへグラニュー糖も加え混ぜます。

葛粉は固まりが残ることがあるので必ず漉し器を通 して下さい。紅茶漉しで十分です(^_^)。

3.

手鍋を火にかけ木ベラで絶えずかき混ぜながら葛に火を通します。

透明感が出てくるまで、火は中火です。鍋にもよりますが2分位?

ここではしゃぼしゃぼ、これが葛なの?と言う感じですがそれで大丈夫。しゃぼしゃぼだから、ここである程度、葛に火が通 ります。

4.

ぐらぐらの熱湯を一気に加え混ぜます。葛だ!と言う感じになりますね。

ここで木ベラで手早くかき混ぜながら良く練ります。

5.

4の葛を1センチの丸口金をつけた絞り袋にいれます。ラップの上に熱いから軍手をして、ちょんちょんと葛を絞ります。その上に餡をのせその上にまた葛を絞ってのせます。

熱いですが葛は熱いうちに成形したいので、軍手をして絞って下さい。

目分量で絞っていきますが、初めに1個分の1/3量 、餡の上から2/3量位のつもりで絞ると良いでしょう。

絞り袋はめんどうで・・・と言う方が案外多いですが、無駄 も出なくかえって楽かなと思います。

6.

餡がほぼ真ん中にくるように、茶巾絞りのようにラップで形を整えて、凧糸で結びます。これを沸騰した湯で2〜3分茹でて、冷水に取ります。少しだけ気長に中心まで良く冷やしてラップをはがして、出来上がり。

いただくときにラップをはがすと良いでしょう。

                      (参考:和菓子の手作り グラフ社)

 

「葛まんじゅう」 ひんやりと口当たりも良く、見た目にも涼しげ・・・

作り方も簡単、油脂を使わないので後かたづけもすぐですね。お客さまの時、

葛まんじゅうでも作りましょうか?と、気軽にできる・・・と良いですね(^_^)

 


 リコッタのチーズムース

 アップルミント


こんにちは!(^^)/~
本当に暑い日が続きますね。えっと,とーっても暑い日におすすめのデザート,
リコッタのチーズムースのレシピをご紹介します。
 
さっぱりしているし,
今まで作ったレアチーズケーキの中では一番のお気に入りです。
(10回以上は作った)
 
リコッタはクリームチーズよりずーとカロリーひかえめで、
さっぱり軽いなかにさわやかなこくがあるんですよー。

(直径18cmの丸型1台分)

リコッタチーズ
粉糖
ブランデー
 280g
 60g
 10cc
A*サワークリーム
 *生クリーム 
 *レモン汁
 *卵白
 *板ゼラチン
 (水でふやかしておく)
 70g
 70cc
 1/2個分
 50g
 4g

スポンジ

(カステラをサイコロ状に切って敷き詰め、上から軽く押し固めて代用可)

 厚さ1cmのもの1枚

シロップ 

(50ccの水に25gの砂糖を入れ鍋で煮とかして、溶けたところで火を止め、冷ましたもの)

 15cc分

1.

リコッタチーズと粉糖(60g中40gだけ)を合わせ、なめらかになるまで混ぜ、Aを加える。

2.

卵白に残りの粉糖を2回に分けて入れ、しっかり泡立ててメレンゲを作る。

3.

1にメレンゲを2回に分けて軽く混ぜ、最後にゼラチンを湯せんで溶かして加える。

4.

スポンジを型に敷き、表面にシロップ、ブランデーを塗り、3のムース液を流し入れて、冷蔵庫に入れ固める。

        (出典:「イタリアのデザートケーキ」監修池田真理雄、雄鶏社出版)

 

リコッタチーズがないときはカッテージチーズ(裏ごし)で代用可ですが、
風味がねーちょっと変わるんだなー。
 
お好みで季節のフルーツをカットしてかざってもかわいい!しっかり,きりり
と冷やして頂きましょう。
   


 葛流し

 澤田 明子


 葛まんじゅうに続けて、葛を使った夏向きのレシピを2つご紹介
します。どちらも手軽にできて美味しいデザート(^_^)
 
 先ず、抹茶風味の葛流し、冷たい葛湯のような物ですね。
 
 缶詰の茹で小豆で手軽に作れ、葛と小豆を混ぜながらいただく美味しさは
どなたにも受けるかと。 一口ビールのグラスがぴったりです。グラスごと
冷蔵庫で冷たく冷やして好みでアイスクリームを浮かべて・・・
熱い日の午後にいかがですか?(^_^)

(約3人分)

葛粉
水
グラニュー糖
 
抹茶
砂糖
水
 
茹で小豆
 
*アイスクリーム
10g
230g
20g
 
小さじ1杯
小さじ1杯
小さじ1杯
 
60g
 
適量

1.

抹茶は砂糖を加え混ぜ、水で溶いておきます。

砂糖を混ぜると固まらずに溶けますが、抹茶を溶くにはなんといっても茶筅が便利です。

2.

葛粉に分量の水から大さじ1〜2杯位を加えて溶き(ホイッパーが便利)、残りの水を加え混ぜます。

これを手鍋に漉し入れ、グラニュー糖も加えて火にかけ、木ベラでかき混ぜながら透明感が出るまで煮ます。

葛粉は溶けているようでも粒が残っているので必ず漉します。紅茶漉しで十分です。

葛粉は下に沈むのでかき混ぜながら火を通します。

3.

手鍋を火からおろしたら、鍋底を水につけて粗熱を抜き、抹茶を茶漉しを通しながら加え混ぜます。これを水温くらいまで冷まします。

4.

小豆の上に上手に葛を入れるには、お鍋やボールから直接ではなく、必ずお玉 を使って静かに入れて下さい。

                    (参考:和菓子入門 主婦と生活社)

 

冬の葛湯も温かくてちょっと甘くて美味しいな・・・と思いますがこの冷たい葛流しも負けない美味しさです。抹茶風味の葛のほのかな甘さに小豆の風味と甘さが加わって、ほっとするような美味しさです。

抹茶をハチミツ30gにかえて、ハチミツ風味にしても

(^_^)。

  優しい味わいで、夏バテ気味の疲れた胃にも(^_^)

 


 葛切り

 澤田 明子


  葛を使ったデザートの中でも人気の葛切り。暑さの中でもつるつると、
もうお腹いっぱいの時もつるつるとお腹におさまってしまうような・・・
 
 葛切りは乾麺タイプのものも出ていますが、なんといっても葛粉から
作るのは美味しいですね(^_^)。 手間はどちらもあまり変わらないと
思います。 老化の早い葛・・・砂糖も入っていないのでつくりおきは
ききませんね。 あっと言う間にでき、あっと言う間にいただくからこそ
美味しい・・・手軽な夏のレパートリーに加えてみませんか?

(約4人分)

   葛粉
   水
 
   黒砂糖
   水
   ハチミツ
150g
460g
 
70g 
50g
小匙1
 〈準備〉黒蜜は一煮立ちさせてあくをひき、良く冷やしておきます。

1

葛粉に水の1/3量を加えて、手でよくこね混ぜ、ここへ残りの水を加えて溶きのばします。これを一旦漉しておきます。

きちきちした感じで少しこねにくいですが、水の全量 を初めから加えると葛粉が溶けにくいので1/3量を先に加えます。

葛粉は溶けにくいので必ず漉して下さい。紅茶漉しで十分です。

2.

大きなお鍋にたっぷりの湯を沸騰させます。この中に浮かべられるバットや流し缶 を浮かべ、お玉で1を良くかき混ぜて、2ミリ位の厚みになるように葛を入れます。

葛を入れたらすぐにペンチのような何か容器を挟める物(やっとこがあれば一番ですが・・・軍手はぬ れて熱いですね。キッチンバサミもペケですね(^_^;))で容器を揺すって、厚みを均一にします。

道具を揃えてから作り初めて下さい。葛は待ってくれません(^_^)。すぐに固まりはじめます。

葛は溶けていてもすぐに下に沈んできます。1回ごとに入れる前に必ずかき混ぜて下さい。

葛が動かなくなるまで、均一になるように容器を動かして。

3.

葛はすぐに固まりますから、葛が動かなくなったら容器ごと熱湯にどっぷりと沈めます。葛が透明になり、容器の底がぷくぷくしてきますので、容器ごと水につけ、手で固まった葛をとります。

容器は何でも良いですが高さのある物ですと、湯に沈めるのが変ですからあまり淵の高くないものを。

水は水温くらいで良いです。全部できてから一気に氷水で冷やします。むしろたくさん作るときは初めから冷水ですとかたくなってしまう場合も出てくると言うことです。

      

 

 

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