牡蛎の土手鍋
 

 


 

牡蛎の鍋物、見た目には味噌の色からこってりした感じを想像しますが、案外あっさりとしています。今回はFCOOKer自慢の自家製手前味噌を使用したので、さらに風味がよかったのかもしれません。きしめんのように切った大根や白菜などの野菜と味噌の組合せも思った以上のでき、コンニャクもいくらでも食べられそうなおいしさです。

 

 今回のレシピと手順

材料

 
 すき焼き鍋二つ分

  • 牡蛎(むき身)・・・・・・・・・・・・・・500g袋×3個
  • 土手焼き味噌
     味噌(今回は自家製)・・・・・・・・・・700g
     白味噌(今回は自家製)・・・・・・・・・200g
     酒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・600cc
     みりん・・・・・・・・・・・・・・・・・450cc
     砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ12
     卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・6個分
     溶き伸ばし用の酒、昆布出汁
  • 野菜など
     大根(ピーラーでシューシュー干瓢切り)・1/2本
     長ねぎ(3〜4cmのぶつ切り)・・・・・5本
     白菜(下茹でしたもの、ないしは浅漬け)・1/2株分程度
     焼き豆腐・・・・・・・・・・・・・・・・2丁
     お手製こんにゃくスライス・・・・・・・・いくらでも!
     
作り方

 

  1. 牡蛎はむき身で来るので、塩水の中で振り洗いする程度でOK。
  2. 野菜はそれぞれ上記のような切り方で切って大皿に盛っておく。
    (こんにゃくはスライスしてから下茹でしておく)
  3. 土手焼き味噌は、分量の材料を全て泡立て器などで混ぜ合わせ、厚手の鍋に入れて、中火で練り合わせる。途中、味噌が沸騰してフツフツと吹き上がってくるので火傷に注意しながら、焦げ付かせないよう練り上げていく。
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  4. 味噌を木杓子でかき寄せられるような固さになれば、冷えるともっと固くなるので適当なところで火から下ろしておく。
  5. すき焼き鍋の鍋肌に、上記の味噌をなすりつけて「土手」を作っていく。この味噌の量だと分厚くて高い土手にはならないので、できるだけ低めに、鍋底にも薄く味噌を広げるように塗っておく。
  6. 味噌の土手を作った鍋の中に牡蛎と野菜類を並べ、中火に掛ける。野菜類からの水気だけでは焦げ付く時は、酒か昆布出汁を少し差して味噌の土手を崩しながら牡蛎や野菜を煎り付けるようにして火を通していく。

    【供しかた】

  • 出すタイミングとしては、乾杯の後、手作り豆腐をじっくり賞味した後あたりが希望です。もし、簡単な自己紹介タイムでもあれば、それに耳を傾けつつ、土手を崩しながらプリプリ牡蛎を煎り付けるという寸法でいかがでしょうか?
  • 鍋といっても汁気は殆ど何もない鍋です。なので大きなマイ小鉢を抱えてスタンバイしていると肩すかしの鍋でもあります。酒の肴感覚とゆーか前菜感覚とゆーか、牡蛎を中心に一箸、二箸つまんで頂く感じで考えています。

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