★外ごはんしましょ!

 

 
たき火バウムクーヘン・料理フォーラム風

at 料理フォーラム鎌倉オフ 報告:松尾康子

 

屋外で楽しむバウムクーヘン 料理フォーラム Ver. 1.0

 

【用意するもの】

*太い青竹/1本

両手で持てる直径15cmくらい、長さは3mくらいあった方がいいかも

*タコ糸/適宜

青竹の生地を巻き付ける部分に巻いておきます。これをしておかないと生地が竹の表面 からズルッと落ちる可能性あり

*薪/2束+アルファ

流木、小枝などを拾ってきて、焼け具合を見ながら適当に追加

*火に強い屈強の手回し係/二人組×数組

炎の勢いや風の具合で臨機応変にバウムクーヘンの位 置を変えてやる必要があるため、結局、人力で高さを調節しつつ回転し続けるのが、最も確実で、急がば回れ的早道のようでした。固定できれば楽だけれど意外に難しかったです

*製菓用具

ボール(大)2個 泡立て器またはハンドミキサー 木べら お玉  小鍋

【材料】

卵黄          10個分 (卵はLサイズ)
グラニュー糖      400g(卵黄側に300g、卵白側に100g)
バター         390g
薄力粉         200g
強力粉         200g
ベーキングパウダー   小さじ2
マーマレード      100g
レモンピール       40g
コアントロー      大さじ2
卵白           8個分
塩           二つまみ
                        

※材料は全て予め計量してパックしておけばラクだったのにと反省。

※これは、前夜試作した分量。当日は、Mサイズの卵で卵白も10個分使用。

【生地の作り方】

1.

薄力粉、強力粉、BPは合わせてふるっておく。

2.

バターを鍋に入れて火に掛けて溶かし、室温まで冷ましておく。

3.

卵黄に砂糖300gを何度かに分けて加え、泡立て器で白っぽくなるまで十分に混ぜ合わせる。(かなり力仕事です。家から生地を作っていければハンドミキサーを使った方がラクで確実でしょう)

4.

レモンピールはできるだけ細かなみじん切りにし、マーマレードとコアントローを混ぜ合わせたものを「3.」に混ぜ込む。

※使ったマーマレードは夏蜜柑で作った自家製の去年のもの。かなり煮詰加減。

5.

冷ました溶かしバターを「3.」に混ぜ込む。

6.

卵白に塩を加えてコシを切り、砂糖100gを加えて泡立て器でしっかりしたツノが立つまで泡立て、メレンゲを作る。

7.

「3.」の生地に粉を2〜3度に分けて入れ、木べらでボールの底から全体を混ぜるようにして粉が見えなくなるまで混ぜ、ここにメレンゲを2〜3度に分けて混ぜ入れ、全体がなめらかな生地になるようにする。(粉やメレンゲの塊が残っていないように注意)

※生地を作ってから持ち運ぶ場合は、生地がダレないよう、温度が上がらない工夫をした方がいいでしょう(特に夏場は)。

【焼き方】

1.

青竹の中央30cmくらいの部分にタコ糸を巻いておきます。

(前夜、麺棒で試した時に、表面が焼けてきたと思ったら麺棒の表面 から生地がズルッと剥がれ落ちてしまったためにタコ糸を使ったけれど、最初に塗る生地を薄く、拭うようにして塗れば剥がれ落ちは防げるかもしれない)

2.

生地の入ったボールの上にタコ糸を巻いた部分を置き、竹を回しながら生地を掛け、全体に生地が付いたら、ポタポタ落ちる分を落としてから火の上へ!

3.

重力と回転力の闘いです。炎の熱と目にしみる煙との闘いでもあります。火力はかなり強めの方が生地の表面 が早く焼けていいようでした。生地の表面が乾くまではひたすら高速で回転し続けなければなりませんが、ポタポタが静まったら、後は綺麗な焼き目を付けるようゆっくり回します。

4.

生地がある限り、上記2.〜3.を繰り返します。

5.

焼き上がったものは1時間くらい冷ましておきます。

6.

食べる時は、生地に縦に包丁を入れ、ギブスを剥がすように剥がし(喩えが悪くてごめんなさい)、切り分けていただきま〜す!

7.

「3.」の生地に粉を2〜3度に分けて入れ、木べらでボールの底から全体を混ぜるようにして粉が見えなくなるまで混ぜ、ここにメレンゲを2〜3度に分けて混ぜ入れ、全体がなめらかな生地になるようにする。(粉やメレンゲの塊が残っていないように注意)

※生地を作ってから持ち運ぶ場合は、生地がダレないよう、温度が上がらない工夫をした方がいいでしょう(特に夏場は)。

※この生地の分量で、あの竹の太さでは、「年輪」は5〜6層分です。もっと「大樹」にしたら楽しいでしょうねぇ〜。

※青竹は焚き火に燻されて、途中でシューシューを泡を吹いてきました。このためか、焼き上がった生地の中側はちょっとジットリしちゃいましたが、特に竹の臭いが移るでもなく全体にしっとり出来上がりました。

【肝心のお味!】

これは苦労のしがいがあるってもんです!非常にしっとりとして、粉の味、卵の味、バターの風味がしっかり渾然一体となって、大胆な作業のわりに繊細な味に仕上がってます。煙の味も殆どしませんでした。

 翌日、残ったかけらを食べてみましたが、どう厳しく食べてみても非常に美味しいバウムクーヘンでした。

 市販のバウムクーヘンの多くは食感がパサパサしていたり、モクモクしていたりしますが、今回の焚き火バウムクーヘンはしっとり感が極上でした!

大勢のバーベキューパーティーなどでは盛り上がること間違いなしなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

 

以下は鎌倉で行われたFCOOK BBQオフでのチャレンジのようす

シスオペやすこさんが予習実験中、タコ糸を巻いてから始めると生地のはがれ落ちを防ぐことを発見。生地をのせる部分に荒くタコ糸を巻いてから、始めることにする。

生地のレシピはFCOOKオリジナル。詳しくは本文参照。

最初は、火を弱めに設定していたが、どうも色付きが悪く時間もかかりそうだったため、途中から強力たき火モードに変更。やっときれいに焼き色がつき始める。ススがつくかと思ったがそうでもない。

風向きによって踊る炎にヲげ惑いつつ、ぐるぐると竹棒を回し続ける。ううう、熱い!けむい!生地が太ってくっつきやすくなってからは、少しスピードを落として、生地をかけながら、さらに回し続ける。

できあがり。青竹の水分を吸ったのか、竹と接していた部分が水っぽい。でも、味はしっとりとしていて、おいしい。それに、しっかり年輪も出てるし、これは、バウムクーヘンではないか! すごい!

 *写真を押すと拡大されます。

 


【おまけ】

★フライパンで作るバウムクーヘン&実践記録★

ここを↑クリックしてみてね!


 

 

 
SEA SIDE PARTY

by PANCAKE

皆様、暑い夏いかがお過ごしでしょうか?

こんな時は、海辺でバーベキューでもいかが? この間の日曜日に、今年結婚した同僚夫婦2組を招いて近くの海岸(九十九里浜)で バーベキューを行いました。その模様をレシピを中心に紹介いたします。

1.

 WELCOME DRINK

タープ設営後、あらかじめ家でシェイクして魔法瓶で保冷しておいたブルーハワイ(*2)をアイスクラッシャで細かくした氷で満たしたグラスに注いで、ストローを付けてサーブ。

 *1:ホワイトラム     30ml
    パイナップルジュース 30ml
    レモンジュース    10ml
    ブルーキュラソー   10ml
    (上田和男氏のレシピによる。)

2.

 貝

炭に火を起こして、金網の上で大柄のハマグリを焼く。口が開いたらお醤油を適量 落して頂きます。炭を起こすのは時間がかかるため、その間にシャンパンをクーラーに入れて冷やし始めます。最初のハマグリが焼ける頃、シャンパンも飲み頃となります。

3.

 お肉

一人あたり120gのヒレを用意しました。各人の好みを聞き、レア・ミディアムと焼いて、バーベキューソース(*2)添えてサーブ。既に、2本目のシャンパンの口が開いている。

 *2:たまねぎ中一個と、ニンニク一片をみじんにしていためます。
    そこへワインビネガー200mlを加え乾いた感じになるまで
    煮詰めます。
    更に、チリソース300mlとウースタソース50mlを
    加えて一煮立ちさせます。
             (暮らしの手帖 1988年6・7号「ロイヤルホテルの家庭料理」より)

4.

 プチトマトの串焼き(*3)

次は、野菜です。この会議室で知ったトマトのソテーをヒントにアレンジしました。

 ここから、お酒はシャンパンからイタリアの微発泡酒(白・赤・ロゼの3本)となりました。(ものすごく安い、シャンパンの1/6。)

 *3:プチトマト、マッシュルームはあらかじめ、家でいためておく。
    チーズ(今回はゴーダを用いました。)をプチトマトより
    大きめのサイの目に切ります。
    チーズ・プチトマト・マッシュルームを交互に串に刺し
    炭火でチーズが溶ける程度にあぶります。
    バジルとオレガノをかけて頂きます。

 中略

(トリ、エビ、野菜、ハムとパイナップルなど、飲物はアルコール
 からソフトドリンク(あらかじめ作っておいた冷たい紅茶・麦茶)へ)
         

5.

 コーヒーとアイスクリーム

コーヒーはマンデリンとパイションをパーコレータで頂きました。家庭だとパーコレータは面 倒なだけでおいしいコーヒーができ難いのですが、野外だとあの泡が吹くのを皆で見て待つのも楽しくおいしいものでした。

バーベキュー 一口アドバアイス  夏場に限らずバーベキューでは冷たい飲物がご馳走です。氷を充分用意して飲物を  良く冷やしましょう。  バーベキューは準備が大切です。(昨年は網を忘れて、近くの金物屋に飛び込み  ました。これでは楽しみも半減です。)  野外では、何もしないで「ぼー」っとするのも楽しいものです。 などなどとバーベキューをしたのですが、暑い太陽の下、熱い炭火、さらに あつあつの新婚カップル2組で、とてもとても暑い日曜日となってしまいました。 PANCAKEでした。 ---------------------- 油を使わないで焼くバーベキューでは、ヒレよりサーロインの方がおいしいように 最近思うようになりました。 文中に出てくるトリは、手羽先をあらかじめカレー粉とオリーブオイルで マリネしておき、炭火で焼きました。

 

 

 
海辺で天麩羅!(^_^)/

by TAKESAN

屋外で、しかも「爽やかな浜辺、、」^^;での揚げたて天麩羅の美味しさは、バーベキュー^^;一辺倒の屋外料理の思いこみ?をきっと変えてくれる事と思います。

そのネタがお魚ちゃんだけで無く、新鮮野菜や釣果の無いのを想像しての、鳥のもも肉^^;、牛肉の切り落とし^^;であっても本当に美味しいですよ、、、。(^_^)/

それなりに、ちょっと気を付ける条件はありますので、ご紹介致しますね(^_^)/

9月の週末、FFISHと合同のOFFに参加!

屋外での煮炊き揚げ物^^;については、本庄の仮設で結構苦労の実績をぶら下げて行ったつもりですが、やはり、海辺の風の強さは安直カセットコンロ火力では太刀打ち出来ません^^;

これは、谷あいでの条件とも一致するでしょうね。

当日は最終的には、FFISHの成原さんのコンロ(ホワイトガソリン使用?のバーベキューコンロ)のお世話になりました。

まず、材料の準備ですが、何でも手の届く範囲のキッチンでの環境を捨て去り、又焼けばOK!のバーベキュー調理感覚も忘れます、、、^^;

 

事前準備材料編

薄力粉110gと澱粉10gをビニール袋に合わせて入れておく。調理の量 に合わせ、3パックぐらい、、。

別に薄力粉のみ200gほど、打ち粉用に準備。

水の便の悪い所であれば、あらかじめ野菜などはカットしてビニール袋に小分けして準備しておく。

タマネギ、茄子、ピーマン、生椎茸、女性が参加している場合は、サツマイモ、かぼちゃなども、、(^_^)/

クーラーBOXは必需品、1リッターの冷水を持参。

新鮮卵を2〜3個、緩衝器具に入れて持参。

紅花油2リッターと胡麻油(テーブル用の小瓶1本)

ネタですが、海であればお魚ちゃんの釣果を期待^^;

なければ、野菜の天麩羅のみ、、。念の為、はじめに紹介しましたように、鳥のもも肉なんかもちょっと^^;

天つゆ、面倒くさければ塩や白胡椒、醤油などなど。

この間は、我家で白出汁と薄口醤油、味醂を濃い目に合わせて持っていき現場で薄めて暖めました。

 

調理道具編

包丁、まな板、コッフェル(古いなあ^^;)車での集まり企画で積込み可能だったら天麩羅鍋、ボウル、菜箸、温度計(屋外での油温度の変化は突然です)、金網、ペーパータオル、爪楊枝、計量 カップ、布巾など、、。

コンロ、これは火力が非常に大事な要素ですが、風を効果的に遮る道具があればカセットコンロでOKです。

その他、各自の食器、後始末用のビニール袋、洗剤。

特に油の後始末ですが、固めるテンプル^^;など、必ず準備しましょうね。無ければ新聞紙に吸い込ませた上でゴミと一緒に持って帰ります。

 

調理編

ネタの釣果の状況が調理の開始時間と密接に関係します^^;ガッチョやべらなど、、、捌く時間を考え合わせて準備を進めますが、あまり期待出来ない^^;雰囲気の場合は、まず野菜から準備を初めトおきます。あらかじめ調理済みの場合まあ、ぎりぎりまで、釣果 に期待しましょう(^_^)/

紅花油1.5リッターと胡麻油少量を合わせて熱します。

天つゆを暖めます。持参した濃縮出汁^^;を水で薄めます。味は味見をしてちょっと薄目の程良い味に整えて下さい。

衣を作ります。準備した一袋の粉と冷水150ccほどそれに卵1個をボウルに手早く合わせておきます。

持参した温度計の変化に気を付けて下さい。特にネタを入れ初めてからの温度変化に注意して下さい。

ネタの確保状態^^;にもよりますが、まあ野菜から揚げていって釣果の捌きの後、お魚ちゃんには打ち粉をします。

写真提供:TAKESAN)
 

何度も繰り返しますが、油温度はあっと言う間に変化して慌てます。気を付けて温度計を見ていて下さいね。油の量 も、ちょっと減ってきたら、残りの油を足します。

この間は、ガッチョを頭落とし&皮剥&背骨取りまでFFISHメンバーがやってくれまして、本当に美味しいガッチョ天麩羅を頂きました。

背骨は、後で唐揚げにして酒のつまみになりました。

 

後始末編

油料理だけに、後始末にはこだわりましょうね(^_^)/

やはり天麩羅の油の始末はきっちりとして持って帰ります。生ゴミも持参のビニール袋に入れてきれいに周りを掃除しておきましょう。(^_^)/

なるべく洗剤を洗い落とさなくても良いように最小限度に利用はとどめます。

辺りを見渡して、来た時よりもきれいになれば合格(^_^)/

屋外で、天麩羅なんか面倒くさい!と思っておられたら、いちど こんな感じでやってみて下さい。そんなに大変ではありません。 天つゆなんかも用意すれば、本当にあっさりとした美味しい天麩羅 が頂けますよ。(^_^)/ 貴方も爽やかな磯の香する浜辺で、いつまでもお肉のバーベキューと 考えず、一度どうなるか分からないスリル満点の釣果^^;を当てにして 「海辺で天麩羅!(^_^)/」は如何でしょう。

 

 
アイオリパーティー

by コンノート

暮らしの手帖別冊「ご馳走の手帖 1992」にロンドン・グリニッジに住むガード・セーバー&リズ・セーバー夫妻の楽しい食生活が紹介されていました。

題して「パンとサラダとローソクと」。

この記事は私の食生活に多大な影響を与え、ふたりの著書「SIMPLE FOOD」に至っては古本探索サービス業者に頼んで探してもらい、やっとのことで入手したくらいです。

その記事の中に「アイオリとタラを囲んで」があります。

よーし、これならホームページ企画にもってこい...ということで、アウトドアな 親友を巻き込んで大胆にも秋川渓谷でアイオリパーティーをしてきました。
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●アイオリパーティー

【道具】
キャンプ用ガスコンロ  2台
コッヘル(鍋セット)
まな板と包丁
すり鉢とすりこぎ
ガーリックプレス
穴あきオタマ
大きいフライ返し
マグカップ       人数分

紙食器類        大小いくつか

【食材】

○アイオリ(6人分)

  にんにく(国産)    1株
 卵黄         3個
 オリーブ油      250ml エキストラバージン
 塩・黒コショウ
 レモン汁       大匙1

○茹でる魚&肉(塩茹でで茹で汁は使い回し→捨てない)
タラ 生タラが美味しいけど、塩タラを塩抜きしたものでもいい。 本場プロヴァンス地方では干タラを戻して使うそうだ。 小海老 無塩大正海老など チキン 胸肉
○茹でる野菜(じゃがいも以外は塩茹でで茹で汁は使い回し→捨てない)

グリーンアスパラガス  根元を切り捨てる
ブロッコリー      小房にわける
カリフラワー      小房にわける
ズッキーニ       輪切り
男爵じゃがいも     くし切り

○生野菜

ベビーキャロット    半割り
大きい黄ピーマン    スティック状に
大きい赤ピーマン    スティック状に
セロリ         スティック状に
キュウリ        スティック状に
トマト         くし切り
     

おいしい水
【アイオリの作り方】

 

まず、一番に、アイオリを作ります。

皮を剥いて芯を除いたにんにくをガーリックプレスで潰し、すり鉢に入れます。それをすりこぎでスリスリし滑らかになるまで続けます。

そこに卵黄とひとつまみの塩・黒コショウがりがり、レモン汁を半分入れ、またスリスリします。

ここに本当に少しづつオイルを加え、スリスリし、またオイルを少し、スリスリ...をのんびりと繰り返します。

最後に塩と黒コショウ・残りのレモン汁で味を調えます。
少し塩味勝ちに調味して、最低2時間は味をなじませて下さい。
まったりとしてきます。
【セッティング】
大皿に食材を盛りつけ、各自が取り皿によそい、アイオリをたっぷり かけていただきます。 ワインはプロヴァンスの辛口のロゼ。
【お食事】
持参したおむすびと茹で汁を薄めて残り野菜を放り込んだスープ。
【お食後】
ドライアイスでカチカチに冷やしていたフランボワーズのソルベ。
 

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帰りの7人乗りワゴンの中がガーリックなのは困りましたが、楽しい一日でした。 この親友は女子高校生・女子中学生・ピカピカの一年生坊主の3児の父なのですが その昔、アーサーランサム同盟なるものを結成して、中1のときは伊豆大島、 高1のときは八丈島に子供だけでキャンプしたアウトドア仲間です。 その時に共同購入した備品もメンテナンスされていて今回活躍しました。 私はその時から炊事当番でした。(^_^) 即席塩ラーメンを焼きそばにして大騒ぎでした                 コンノート

 

 
 参鶏湯風芋煮

at 関西BBQオフ 報告:だめお

2番会議室で話題沸騰だった「芋煮」に、16番会議室で進んで
いた韓国宮廷料理オフにも触発され、栄養たっぷり、死ぬほどうまい^^
参鶏湯(サムゲタン)風芋煮ができました。
 
ちょっと肌寒くなってから、うんと寒い時の野外(でなくてもいい
けど^^;)料理の一つに、いかがでしょう?
 
    ★ 参鶏湯風芋煮 ★
 
【材料】 鶏まるごと1羽(大きさは食べる人数による。
       5、6人なら2キロ前後あれば十分でしょう。)
     朝鮮人参  生のもの、1本(1/3 程度でも?)
           2、3個に斜めに切る。
     にんにく  大1個
           一片づつ皮をむいただけの状態。
     ギンナン  20個程度
           殻を割り、焼いて(またはゆでて)皮を除く。
     土しょうが コロン、と 1/3 程度
     餅米    適量(カップ1ほど用意)
 
     里芋(小芋)10個〜20個
           皮をむいた丸のまま
 
     鶏ガラスープストック
       鶏ガラ、屑野菜、レモングラスまたはショウガのかけら
       を沸騰したらアクをひき、弱火でくつくつ煮て
       透き通ったストックをとる。
 
     日本酒   カップ1〜2
     水、塩、淡口醤油  適量

【作り方】

丸鶏はきれいに掃除して、余分な脂を除き、おなかに朝鮮人参以下餅米までの具を混ぜたものを生のまま詰める。軽くきっちり詰めて、つま楊子数本でお尻をしっかり閉じる。(塩も調味も何もしていません。)(写 真提供:CAT)

鶏がすっぽり入る鍋に(僕たちは、鋳物の大きな重い鍋、ダッチオーブンを使いました)鶏を入れ、スープストックを注いで、酒、水を加えてひたひたより多めにします。

ガンガンいこっている炭火にかけ、蓋をします。ゴンゴンいきます^^。 勢いのある火なら、1時間そこそこで煮えてきます。(写 真提供:CAT)

鶏がはちきれんばかりにポンポンになるので、突ついてみて関節から簡単に外れそうになったら、おおざっぱに分解し、餅米にも火が通 っているようなら、里芋をどっと入れます。必要に応じて水を加え、塩ひとにぎりを加えて調味します。

里芋が軟らかくなったら、淡口醤油少しで味を決めます。ここで、朝鮮人参は取り出して、小さく切って戻すのが良いでしょう。 鶏を食べやすい大きさに崩して、滋養たっぷりの芋煮の完成です^^。

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僕らが作ったのは、とろみも出た、極めて濃厚なものでした。 水をもっと増やして、小芋(使ったのは福井産)を倍程入れても、 それでも美味しかったに違いありません。 お好きなら、にんにくは もう一つ入ってもいいかも。 材料はシンプルですが、すごいうまさが里芋に伝わり、鶏も丸煮なりゃ こその味わいだと思いました。 ちなみに、時間があるなら、鶏ガラスープストックは使わず、水で 十分だと思います。 その場合、葱など香味野菜を少し加え、丸のまま煮えて からそのまま冷まし、おいしいダシを鶏にもう一度吸わせてから温めなおし、 その時里芋を加えていいのでしょう。 僕たちはすぐ食べたい、ことから^^; 鶏ガラスープストックを使い、鶏からのうまみをそのまま包み込みました。 なお、本式参鶏湯は、ひめさんが5番会議室でそのポイントを披露 下さっています。 おおいに参考にさせていただきました。 家庭で、少人数でやるなら、ローストチャキン(オリジナルは澤田 明子 さん)風に、鶏もも肉を開いて(包丁で肉を薄く切り開いて)具を包み、 鶏皮2枚で茶巾(または豚まんのように)にくるんでガーゼで覆って やれば、丸煮にいくらか近い醍醐味が出るかもしれません。 *あったまります、身も心も^^ だめお*