【おまけ】 ★フライパンで作るバウムクーヘン★ FCOOKオフ前夜試作してみた生地で、フライパンでも焼いてみました。 この方法は、7番会議室「お菓子な部屋」をオープンした時のこけら落し 企画として大いに盛り上がったレシピを参考にしています。(今も懐かしい ログはDLでご覧になれます) 作り方は、温めたフライパンに生地を薄く延ばし、こんがり焼き目が付いた ら裏返して、上になった焼き面の上に、また生地を乗せます。 上の生地が乾いて、下になっている面にこんがり焼き目がついたら再度ひっ くり返し、また、上になった焼き面の上に生地を乗せていきます。(生地を 延ばすのは最初だけで、後は中央に乗せれば熱で延びていってくれますので、 あまり神経質に均等に延ばそうとしなくても大丈夫です) これを何度も繰り返していくと、分厚くて丸い、断面がバウムクーヘン状の 層になったものが焼き上がります。 これをしっかり冷まし、上から粉糖を振りかけたり、ホワイトチョコレート などをコーティングするとプレゼントにもなかなかいけます。(小さめに、高 さを出すように作った方が可愛いです。) コツは、火加減とひっくり返すタイミングでしょうか。 十分に火を通さないと中の層が生焼けになってしまうし、火力が強すぎると 焦げ目が付きすぎて苦くなってしまうし、じっくり火を通しすぎると乾燥した 食感になってしまいます。 作り方は簡単だけど、しっとり仕上げるのがなかなか難しいですし、焚き火 で焼いたものと比べてしまうと「負け」は明らかですが、これはこれでオーブ ンがなくても楽しめる焼き菓子としてお勧めです。 キャンプなんかでも楽しめますね! 自分と同い年の年輪のバウムクーヘン となると、重力に耐えられないか... やすこ
フライパンでもできるのは、もうずいぶん昔におつたさんが作ったという 発言を読んだことがあって、知っていました。 「へー、あの大変な作業を...。」という気持でしたが(^_^;。 バームクーヘン、作ってみようかな。できればやっぱり年輪にしたい。 私もガスレンジにぽたぽたと生地がくっつくのは嫌だし、なんだかあれこれ 考えていたのですが、突然、ひらめきました。 そっか、巻けばいい。 海苔巻きのようにぐるぐる巻いていけば、完璧ではありませんが、ちょっと 年輪ぽくできるのではないか。 なんだかわくわくしてきました。 ホットプレートを使えば、子供達でも出来るかも? で、昨日の雨降り日曜日、退屈で死にそうという子供達と作ってみました。 生地の量は全部1/4で。 というのは、とても贅沢な生地だったので、これらの材料を使って大失敗 するのはちょっと痛いな...と思ったから(^_^;。 生地の作り方をじっと見ていたらこれはマドレーヌと同じような生地なん ですね。オレンジ風味のマドレーヌ。バターもたっぷりの贅沢な生地です。 生地の出来上がりはずいぶんねっとりとした生地でした。 さらさらだと棒に生地が巻き付いていかないですものね。 ホットプレートにアルミホイルを巻いた細木を2本乗せて、少しでも四角く 焼けるようにしてみました。測ったら30cm×10cmの長方形が焼ける 予定となりました。それを熱いうちに麺棒に巻き付ける。巻き付ける部分に はアルミホイルを巻いておいて、取り出しやすいように準備します。焼きあがった長細いシートを麺棒に巻き付け...むむむ...割れてしまった(^_^;。 予定よりずっと厚く焼きあがったので所々裂けてしまいました。 ま、とりあえず次のを巻き付けて修正しましょう。
さてさて。温度は中温にし、バターを塗って生地をながします。
生地は粘度があって思ったより伸びません。
ちょっと厚目かな?と思いつつ、蓋をして様子を見ます。わー、結構膨らむ。
どきどきしながら側面をカット。 わー、一応年輪になってます。少々一つの年輪が太いですが。 生地に火が通らないという心配はないけど、やはり生地通しのくっつきが少 し悪いようです。でも思ったよりしっとりとして、味は濃く美味しい。 娘は「少しオレンジの味がきついね。もっとミルクの味がするのかと思った。」 といっていました。 というわけで、なかなか面白い作業でありました。 もしかしたらもうこんなことはしないかもしれないので(^_^;、作業中からデジ カメで写真撮りまくりました 今度この方法でバームクーヘンを作る場合は少し牛乳等を足して、緩い生地に して、もっと薄く作ったほうが良いようです。
ちょうどシートが4枚できました。
子供達も巻き付けたり、シート生地をひっくり返したりとお手伝い。
全部巻き終わって、冷めるのを待って、ホイルごと麺棒から外しました。