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サラサラいけるごはんものはいがかでしょう? |
冷や汁 |
だめお |
日本の夏は、昔から暑かった^^。 ということで、どこの地方のか知らないのですが、伝統料理のリメイクです。
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(4人分) |
冷やご飯 だし 味噌 白ごま 大葉 きゅうり 氷 |
4人分 4カップ程度 味噌汁になる程度(大匙4程度) 大匙4以上 8枚 1本 適量 |
1. |
昆布とかつを節でだしをとり、冷やしておきます。 |
2. |
大葉は繊切りにし、少しの塩で軽くもみ、水洗いでアク汁を絞ります。 きゅうりは板ずりの上、種を除き、マッチ棒に切り揃えます。 |
3. |
白ごまを煎って、香ばしくなったらすり鉢へ。すりこぎであたって、味噌を加え、だしも少しづつ加えて、なめらかなゴマ風味味噌汁(冷たいぞ)を作ります。 |
【食べ方】 すり鉢に大きく砕いた氷をいくつか入れ、そのままテーブルに出します。 お玉を添えます。 大葉ときゅうりは、それぞれ器に盛っておきます。 各自、器に冷やご飯を少な目によそっておきます。 いっただきまーす、で、 それぞれ好きなだけ野菜と汁を飯にかけて、かきこみます。 ネコマンマとどこが違うんや〜、という声も聞こえそうですが^^;、 みんなでスイカ食べるみたいなノリで、風流じゃありません? 似た料理は、日本全国にあると思いますが、本来はだしなど使わず、 井戸から水を汲み上げ、汲み上げ、ひんやり冷たい水がようやく でてきたら、みんなを大声で呼んで味噌とゴマを溶き始める、という 料理だと思います。 昔も今も、日本の夏は暑く、おいしいですね!
だし |
小夏 |
我が家の夏の朝の定番、「だし」です。
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(1人分) |
なす きゅうり ねぎ しそ みょうが ピーマン |
2本 2本 ねぎ10センチ 数枚 (花だったら)2個 1個 |
厳密ではないので、冷蔵庫の中身や畑の出来、 または好みで加減してください。
1. |
はっは、材料をぜ〜んぶみじん切りにするだけ! |
【食べ方】
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これだけ! なんだかあんまり簡単で、申し訳ないようなレ シピですが、これがおいしいんだなァ。 生きのいい夏野菜に 元気をもらうって感じ。 ”夏野菜の刺身”ですね。 たぶん山形の郷土食で、始まりは「畑にあるものを適当に刻 んで、ご飯にかけて食べた」ものと思います。 お母さんが、 朝、畑に出て、そこにあるものをおいしく食べてもらおうと作 ったのじゃないかな。 素朴な力のある料理です。 醤油は、やや多めのほうがおいしい。 フードプロセッサを 使うと簡単に作れますが、手で切るほうが歯触りはいいです。 (フードプロセッサの使用時間を誤ると、「生野菜のペースト」 ができちゃうのでご注意! ひー)
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畑でとれたばかりのをとか有機栽培の 野菜だけを、などとは言いませんが、 素材の味を楽しむ単純な料理なので、 なるべく新鮮な野菜を使ってください。 食欲のない朝でも、 おいしく食べられるのです。 |
干し海老ご飯 |
だめお |
つい飲み過ぎるビール、 くまのプーさんにならないように、穀物も食べなければ^^。
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(4人分) |
干し海老 酒 米 塩 新しょうが |
カップ 1弱 (桜海老ではありませんよ) 適量 3合 ひとつまみ 適量 |
1. |
干し海老は、柔らかくなるまで、酒にヒタヒタに浸しておきます。 |
2. |
米を研ぎ、30分以上おいて電気釜にセットします。 1を液ごと全部加え、軽く混ぜてから、水を分量通り加えて塩ひとつまみ加え、スイッチオン。 |
3. |
その間に新しょうがを針に切ります。 ゴロン、としたの、半分程度でしょうか。 |
4. |
ご飯が炊き上がったら、3を混ぜ合わせます。 おひつならなお結構ですね。 これでおしまい、できあがり^^。 |
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干し海老のだしが効いているのですが、それは新しょうがを生かすためなのか、しょうがは干し海老を生かすものなのか。 うまいもの食いあきた、という方にぴったりのさっぱりご飯は、新しょうがが出ている間だけの季節ごはんです^^。 |
まんま |
KAPPA |
夏を乗り切る元気レシピ..とあれこれ考えていましたが、少し食欲がなくて ご飯が食べにくいかなぁと思ったときにやっちゃうものです。 これは、レシピとは言いようがないので...(^^;)。
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(1人分) |
温かいご飯 ちりめんじゃこ ゆかり粉 |
お茶碗1杯分 大匙1/2杯くらいかな お好みで(^^;) |
1. |
至って簡単です。お茶碗にご飯をよそい、その上にちりめんじゃこ、ゆかり粉をかけます。それを混ぜてできあがり(^^;)。 |
※ゆかり粉の代わりに、梅干しを細かくたたいたのを混ぜてもいいです。
おにぎりにするのもいいですね(^^)。
母がこのご飯が大好きだったのですが、明けても暮れても..という状況が あって「母にとって ねこまんまみたいなものだね」と言ったのが発端。当初は 「まままんま」とあだ名を付けたのですが、いつの間にか「まんま」と 呼ぶようになってしまいました。 ...だもんで、正式名称ではないのです(^^;)。
鰻混ぜご飯 |
ゆー |
暑い夏は台所に立って火を使う人は、それだけで夏ばてをしてしまいそう。。 そんなわけで、安上がり。火を使わない鰻を使った料理です。
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(3人分) |
鰻の蒲焼き |
1つ |
ご飯 紫蘇 ミョウガ 白ゴマ |
各適量 |
1. |
蒲焼きは短冊切りくらい、紫蘇・ミョウガは千切り、これを白ゴマとともにご飯とまぜるだけ! |
鰻の蒲焼きは先に炊飯器に加えておけばレンジの必要もなしです。 蒲焼きも少量で足りるので安上がり。
夏の朝のお粥の献立 |
澤田 明子 |
京都の瓢亭の朝粥は八月の午前中だけのメニュー。 暑い夏の日の朝のお粥の献立、美味しいですね(^_^) 朝御飯しっかりは、夏の一日の元気の源。暑さで疲れた胃にも やさしい味わいのお粥はすんなりはいっていくと思います。 行平でふっくら煮えたお粥、贅沢言えば鮎の一夜干し・・・でも かますや鯵の干物、背黒めざしも良いですね。焼き茄子の出し漬け、 インゲンの胡麻和え、美味しく漬かった糠漬けの胡瓜や蕪、柴漬け、 ちりめんと山椒の佃煮・・・お汁は小芋の赤だしもいいかな・・?
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【粥】 水 米 【ひもの】 鮎 塩 【焼き茄子】 茄子 だし汁 生姜 【胡麻和え】 インゲン 胡麻醤油 青柚子 |
(米の8倍) 人数分 かます、鯵の干物、背黒めざしも(^^) 適宜 人数分 (つけ込みよう) 少々 適宜 適宜 (皮)少々 |
1. |
お粥は、洗いたてのお米に八倍の水を加えて煮立ったら一度かき混ぜてほどほどの中火で25〜27分煮て、10分蒸らすのが最近の作り方です。 |
2. |
鮎は内臓を取り、開いて塩焼きよりも少しだけ強めに塩をします。一時間くらいおいて塩が回ったら、一晩外に干して、翌朝焼きます。皮がとっても美味しいので焦がしすぎないように焼いて皮目上に(^_^)お皿によそいます。かますも同じように。 |
3. |
焼き茄子は前夜に焼いて皮をむき、素麺のつゆより少し薄いかなという位の味のだし汁に漬けておき、冷たく冷えたのに生姜少々。 |
4. |
インゲンは歯触りを残して柔らかく茹で胡麻醤油で和えて青柚子の皮のすり下ろしを少々。 |
前夜に下拵えしておきますと、お粥ができる間に全部揃う30分で できる献立です。 朝御飯は楽しい時間(^_^)
クミンたっぷりビールご飯 |
松尾 康子 |
飲み残しのビールなんて絶対出ない呑兵衛の我が家。 だから、ご飯をビールだけで炊くこの料理は、いつもビールをどぼどぼ 注ぐのが非常に勿体ないという罪悪感に駆られつつも、やっぱりビールで 炊くだけの味と風味のご飯なので、涙をのんで作ります。 って、何も涙をのんでまで作る必要はないんだけど、クミンシードを た〜っぷり使う、夏向きの料理で、食べた人がみんな「これ何の味?」と 当てられないのが楽しいし、我が家は大好物なので、大量のビールは材料 費と割り切って、夏には結構頻繁に登場するメニューです。 炊飯器に仕掛けておけば出来上がりという手軽さも嬉しいですしね。 ビールの苦味とコク、クミンの食欲をそそる香りが相俟って、このご飯 だけでも充分満足しちゃいます。ハフハフ食べて、汗流してください!
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米 ビール 玉葱 鶏ブツ切り クミンシード 塩 コショー サラダオイル |
5カップ(757g) 1000cc (大)1個(みじん切り) (骨付き)600g 大さじ4杯 大さじ1杯半程度 適宜 適宜(大さじ3くらい?) |
1. |
お米を洗ってザルに上げておきます。 |
2. |
ビールも必要量をボールにあけておきます。 (飲み残しビールのあるご家庭は幸いかな...) |
3. |
中華鍋を熱して油を注ぎ、クミンシードを入れてジュワッと泡立ち、香りが立ってきたら玉 葱のみじん切りを入れてよく炒めます。 |
4. |
そこに鶏肉を入れて表面が白くなる程度まで炒め、そこに洗い上げておいた米を入れて、全体を混ぜ合わせるように炒め、塩コショー。(この量 だと、中華鍋が溢れそうになるくらいの量です。人が来る時に作ることが多いのでこんな量 ですが、普通はカップ3程度よね) |
5. |
これをごっそり炊飯器の釜に移し、そこにビールを静かに注いで蓋をし、普通 のご飯を炊くのと同じ要領で炊く。 |
6. |
大きな器に一緒盛りして上にパセリなど散らし、付け合わせの米料理的に召し上がってもいいし、一人ずつカレー風に盛り付けてもいいです。 |
※ご注意 ビールの量は米と同量です。5.までやってから炊飯器の目盛りを 頼りに、開けたてビールを注ぐとシュワーーッと泡だって目盛りが何の 役目も果たさなくなるので、必要量は最初に計量しておいてね...。 (経験者談だろうって? まぁね...)
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この料理は、数年前の「米騒動」の時、外米をおいしく食べる方法としてラジオで放送してたのを、運転中の姑が聞き止め、当時入手しやすかったタイ米で作ってとっても美味しかったので、それ以来我が家の定番料理です。だから長粒種の米が手に入る方はもちろんそっちの方が美味しいです。でも、ジャポニカ米でもちょっとベタつくものの「ごはん」としてはとても美味しいです。冷えても美味しい。 |
ただし、お子様向きではないかもしれない...。遊びに来ていた高校生の子 どもに食べさせたら、顔が真っ赤になっちゃったから。(し〜らないっと)
ビビンバ |
キャンディ- |
栄養士の先生に伺ったことをちょっとお教えしますね。 (詳しい方もたくさんいらっしゃるとは思いますが) 1. 暑くなると、胃酸の分泌が少なくなり、食欲も衰えがちになる。 胃酸の分泌を促すクエン酸を含む食品を摂る。 (レモン、梅干し、酢の物等) 2. ビタミンB1が他の時期の3倍消耗してしまう。 だるさ、眠気、いらいら、落ち着かない、脚気、便秘を引き起こす。 (豚肉、大豆製品、レバー、ゴマ、鰻、海苔等) 3. 汗をかくと、ビタミンCが失われる。(ビタミンCは水に溶けるので) (野菜、果物) 4. 暑いと、体内で分解されるタンパク質が多くなる。 (卵、牛乳、魚、肉等) で、おすすめメニューとしてビビンバを教えて頂きました。
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(4人分) |
ご飯 牛肉薄切り サラダ油 砂糖 しょうゆ ほうれん草 人参 もやし ぜんまい水煮 卵 酒、サラダ油 <たれ> しょうゆ 砂糖 酒 ごま油 豆板醤 にんにく |
4杯分 150g 大さじ1 大さじ1 大さじ1 150g 50g 100g 100g 1個 大さじ1/2 大さじ1 大さじ1/2 大さじ1/2 小さじ1 少々 好みで |
1. |
牛肉はフライパンにサラダ油を熱し、炒め、砂糖と醤油で味をつける。 |
2. |
ほうれん草はゆでる。 |
3. |
人参は千切りする。 人参、もやし、ぜんまいはゆでてさます。 |
4. |
たれの調味料を合わせておく。 |
5. |
ゆでた野菜にたれをからめておく。 |
6. |
卵に酒を混ぜ、薄焼き卵を作り、千切りにする。 |
7. |
ご飯をどんぶりによそって、その上に、肉、野菜、卵を盛りつける。 |
※ご注意 ビールの量は米と同量です。5.までやってから炊飯器の目盛りを 頼りに、開けたてビールを注ぐとシュワーーッと泡だって目盛りが何の 役目も果たさなくなるので、必要量は最初に計量しておいてね...。 (経験者談だろうって? まぁね...) この料理は、数年前の「米騒動」の時、外米をおいしく食べる方法とし てラジオで放送してたのを、運転中の姑が聞き止め、当時入手しやすかった タイ米で作ってとっても美味しかったので、それ以来我が家の定番料理です。 だから長粒種の米が手に入る方はもちろんそっちの方が美味しいです。 でも、ジャポニカ米でもちょっとベタつくものの「ごはん」としてはとて も美味しいです。冷えても美味しい。 ただし、お子様向きではないかもしれない...。遊びに来ていた高校生の子 どもに食べさせたら、顔が真っ赤になっちゃったから。(し〜らないっと)