アウトドアで本格ピザができる!
<<レンガとブロックで作る薪窯>>

<上面図>
何度か薪でピザを焼いているうちに窯はこの形になりました。
  1. 薪の強い火力でピザを焼きたい。
  2. 車に積んで好きな場所に出かけてピザを焼きたい。

    これが私の薪窯ピザの遊び方です。

テキスト&イラスト
Akigawa テツ

<正面図>
<上面図>

 準備

薪はご近所から庭木の枝落とししたものを貰い受けています。
けど、ピザの為にわざわざ薪を購入するよりは窯の高さを1段低くして炭を使用した方が効率がいいでしょう。

耐火レンガを28個重量ブロックを9個使用します。

荷を軽くしたいので最小限の個数で組める様にしました。

オーブンはピザ1枚分のスペースです。

常設であれば壊れ易いブロックは使わず、耐火レンガを平積みにすれば完璧です。 
その場合、耐火レンガは70個程必要となります。

 設置方法

  1. 地面が平らな場所を選ぶ。
  2. ベースにするブロックを地面に6個並べる。(ブロックの高さが合わない場合は地面をならす。)
  3. 耐火レンガをコの字型に3段積みにする。(両サイドと後ろ壁、各面に6個づつ使用)
  4. 柱を4本立てる。(オーブンの床にする鉄板を支える。)
  5. 後ろと横に3個のブロックを置き、レンガを抑える。(崩れ防止)

<オーブンの床と天井(鉄板)>

  • 床には電子レンジ用のトレイを流用しています。
  • 鉄板の大きさは窯の内寸より小さくして熱風が抜ける様にします。
  • 適当なものがなければ焼き網でも代用できます。
  • 天井はバーベキュー用の鉄板で蓋をします。

 焼き方

  • 薪で火熾し。焼き始める前に1時間程がんがん燃やして熾き火を作る。
  • 火が十分に安定したのを見計らって粉を捏ねておく。
  • オーブンの鉄板をセットする。
  • 天井の鉄板は後の壁との間に隙間を開けます。
  • オーブンの開口部を塞ぐ用意をします。
  • 燃焼室は隙間を開けておきます。
  • 煙が収まっているのを見計らってピザプレートにのせたピザをオーブンに入れます。(煙が収まっていないと、黒ずんだピザになってしまう)
  • 窯の大きさからして1枚づつ焼きます。
    次を用意しておいて、間をおかずに焼いてしまう方がいいです。
    何と言っても、薪の火なんでスイッチ、ダイアルの類がありません。(^^)火の勢いに合わせて焼くしかないんですわ。
  • オーブンの正面をレンガで閉じます。
  • 火力が十分に上がっていれば5分程度で焼けます。
  • 途中で様子を見ながらプレートを廻して均等に焼きます。

  • 家の電子レンジのオーブンでは300度までしか上がらず、焼き時間は10分程かかります。薪窯では推定ですが400度前後だと思います。 
  • オーブンの鉄の床と天井の間に8cmぐらい迄のものなら入れて焼くことが出来ます。
  • 温度は400度前後だと思いますので十分だと思ってます。
    課題としては上からの輻射熱が弱いのです。チーズに焦げ目がつきにくい。
    天井の鉄板の上でも火をたけば良くなるはずですが……。

薪を使って火力を安定させるには経験を積む事が必要です。 

私は薪を燃やすことも遊びの一つ(火遊び)と思っています。

 

解散する1時間以上前に火を落とさないとなりません。 
熱いままのレンガを車に積めませんので。→


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