キャンプで燻製を楽しむオフ報告
FCOOKerがトライした燻製レシピ集
気軽に燻製を楽しむための段ボールスモーカー作成法

 

美ケ原・燻製オフ

1999年5月22日〜23日
(於:長野県美ケ原/
漁樵カオス

遠くに北アルプスの山々をのぞむ新緑の美ケ原で、燻製自慢の面々が腕によりをかけた燻製の数々を思いっきりモクモクしよう!というオフが開かれました。一泊二日の泊まりがけ。なので時間はたっぷり!
30種類以上はあった燻製の数々、その場で作った各種のサラダやカレーや山菜味噌汁、そして持ちよりの手作りお菓子類やピクルスも所狭しと並んだテーブルで、地ビールやワイン、日本酒を傾けながら、陽は沈み、また陽は昇り...。
参加したのは、FCOOK1/20番会議室・燻製大回廊でかねてアクティブに活躍しているスモーキーな皆さまと、食べること&褒めることならお任せのFCOOKer、そしてそのファミリーの皆さま。

木々を渡る爽やかな風と新緑の緑に囲まれ、辺り憚ることなく煙をモクモクできるのはやはりアウトドアならではの魅力!

数週間前から丹精込めて仕込んだ燻製の数々と、ご自慢のアウトドアグッズをそれぞれの愛車に満載しての現地入りとなりました。

幹事のまさりんさん

燻製会議室で自然発生的に生まれた「できたらいいね、こんなこと」という盛り上がりを実現してくださいました。燻製にかける熱意と腕はもちろんのこと、アウトドアの達人でもあります。オフ当日に披露してくださった燻製レシピもぜひご覧くださいね。
やってみようよ!!オートキャンプHP
→上記HP内の
まさりんさんの燻製日記とレシピの数々はこちら

身近な道具で楽しめる簡単スモーカーたちのご紹介

 
 ■連結式段ボールスモーカー

えっと、どこかの公園の片隅を撮影したわけじゃありませんので悪しからず...。
これぞ、マンションのベランダ燻製に威力を発揮する段ボールスモーカーであります!
オフ当日は右手の箱の下に熱源を入れて温薫を、缶ビールが入っていた段ボール箱をダクト代わりにして左手の箱につなぎ、ここでは冷薫を行うという強力連結式スモーカー。
箱は大きい方が温度が安定するため、必然的に「アテント」や「ムーニー」のお世話になります...。

 
 
一斗缶スモーカー

カセットコンロの上に五徳を乗せ、そこにスモーク用のチップを乗せた金属製の皿を置き、その上に金網を乗せて燻製したいものを置き、一斗缶をかぶせてモクモク。
写真に写っているのは「皿ソーセージ」。
腸詰め用に調味した肉にキドニービーンズたっぷり、スパイスもたっぷり混ぜ入れ、パイレックスの皿に入れて燻製したもの。切り分けて食べるので、ちょっとミートケーキって感じも楽しい燻製です。
すっごく美味しかった!

 ■焚火用三脚スタンドを使ったスモーカー?

キャンプ場などの多くは直火での焚き火は禁じているので、火を焚きたい時にはこんな道具を用意しておくと便利。オフ当日もみんなで炭を持ちより、近くの釣り堀で釣った魚を焼いたり、燻製したソーセージを焼いたり、絶品だった岩魚の骨酒なんかも作ったりしたのでした。
三脚式のポールは熱薫したいものをぶら下げておくのにとっても便利。写真に写っているのはスペアリブなのでした。

段ボールスモーカーの組み立て図と解説はこちらをご覧下さい

燻製オフ、ぴっくあっぷアルバム

オフ当日のテーブルをにぎわせた燻製達のほんの、ほんの一部です。
中央上、お皿にてんこ盛りのお肉はCATさんの牛タンの燻製、その右は皿ソーセージの食べ残し、画面右で切れている写真は玉葱しか写ってませんが、その下はとろけるようなスモークサーモン。
手前中央の長方形のお皿に残っているのは、まさりんさん作のイカの燻製、タラコの燻製、タコの燻製etc.
その左の丸い皿に乗っているのは鮪ジャーキー、チキンジャーキー、ポークジャーキー達。
レタスの上に山盛りになっているのは、OKAMURAさんのふぐの皮の酢漬け、スタンディングパウチの袋に入っているのは同じくOKAMURAさん作の黒粒胡椒の燻製(これはとっても優れモノ!)。

オフ当日の燻製達の作り方はこちらをご覧ください
初心者でもチャレンジできるレシピもいろいろありますので試してみてね!

迫力の牛タン1本丸ごと燻製。
ナイフも注目ですねぇ〜。
ご自慢のバーナーの火力競争。
みんな少年みたいに楽しそう!
八ヶ月熟成させた牛肉の燻製。
プロのOKAMURAさんならではの作

ランプに灯がともり、薪ストーブの上にはスパイシーなカレーが煮えています。
昼は半袖でも暑かったのに高原の夜の冷え込みはストーブが嬉しい寒さ。
外は満天の降るような星空でした。