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炊き出しフォト日記
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「第11回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭」
2000年2月18〜20日
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千歳空港から特別列車で夕張駅着。羽田を発ってから5時間弱でこの雪景色の中に身を置いているのが不思議な感じの歓迎風景。 |
なんで七福神? でもとりあえずおめでたいし、歓迎ムードは高まります。 |
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紅鮭三本。三枚におろして、まず頭と中骨はぶつ切りにしてだしを取り、身はこれだけの量。FCOOKer調達の鮭だけあっておいしい、おいしいと大好評でした。 |
鮭三本、大根5本では汁の量も相当なければならず,結果的に鍋三つになってしまった。寸胴鍋は15リットル、他の二つのアルマイト鍋は5リットル。結局20リットル強の三平汁となった。 |
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最初から煮込んでいた鮭の頭は軟骨部分はほとんど食べられるほど火が通っていて魚好きには事のほか大好評だった。 |
夜の夕張市内。これがメインストリート。 |
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寒い夜。あったかい料理はそれだけでもごちそう。さらに、おいしいとなれば、おもわず顔もほころぶ。 |
初日はオールナイト上映の会場で配布したけれど、さすが極寒、豪雪の中での人の動きは鈍く、半分近く残ってしまったので、翌日の昼食時にも提供することに。夕方に提供する予定のお汁粉のためにも鍋を空けなきゃならないし。 |
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FHOKUTOの協力で垂れ幕登場。テントの下で見ず知らず同士の映画祭参加者が温かい三平汁にホッと一息。 |
今回われわれの会場となった商工会議所で飼われている(?)猫。普段みんなにかわいがられているのか、野良猫ながら人懐っこく、三平汁の鮭を分けてもらってご機嫌にゃんこ。 |
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一晩水に漬けておいた2.5キロの小豆をゆでこぼした時点での量。ギョッとするほどの量ではないけれど、果たしてどれくらいの水を加えることが適量なのか迷う...。 |
キタキツネ。なんちゃっての商工会議所在住猫ちゃんシリーズ。この猫は本文と関係ない。でも、いいのだ。 |
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同じく商工会議所で飼われている猫のハル。こちらは立派な猫小屋まで作ってもらっている。産み月間近なのかと思ったら、冬場はどの猫もこうなるとか。北国ならではの寒太りの猫。 |
調理場となった給湯室では明日のポークビーンズの準備を進めていたため、お汁粉の加熱は表のテントの中で。極寒のなかの火の番は厳しい!でも、温かいお汁粉はみんなに人気でよそうのも大変。 |
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夕張の猫は、雪の中に穴を掘って、そこで用を足す。 (写真とは関係ないコメントす。ってキャプションじゃなかったのか) |
市民会館で配布したチラシを見て来てくれる人も多かった。人の動きを見ながら焼いたお餅をお汁粉の中に投入。二分の一サイズとはいえ100個のお餅を焼くのはかなりしんどかったけれど、やはり香ばしさのためには頑張ってよかった...。 |
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直径30センチの寸胴鍋にいっぱいのポークビーンズ。2.5キロの大豆と100本の手羽先と1.5キロのベーコンからいいスープがでて、大豆は芯まで柔らかく、ようやくおいしく仕上がりました。 |
これまでの二日間の料理がおいしかったからと三日目も楽しみに来てくれた人、チラシを見ておいしそうだからと来てくれた人もいて、予定の5時ちょうどには大鍋の蓋を開けて三日目のスタート。 |
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日が暮れるととたんに気温がグッと氷点下に下がり、体を中から暖めてくれる暖かい料理は何よりのご馳走です。 FCOOKのホームページに紹介させてくださいとお願いしたら、みんなおいしそうな顔でカメラのほうを向いてくれました。 |
ポークビーンズって? えっと、大豆の豆料理ですポークなのに鶏肉ですか? ベーコンも入ってますどうやって作るんですか? ニフティの料理フォーラムのホームページに出てるので是非みてくださいね。 そんなやりとりをしながら、一つテントの下で暖かい料理を囲むのは心和む一時です |
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一時はなかなか味がまとまらず、どうなることかと焦ったポークビーンズでしたが、 みんなのおいしそうな顔とごちそうさまの声を聞いてやっとホッとしました。 |
(レポート/写真:松尾康子)