No. 3 October, 1999

炭火の魅力--飛騨コンロ
recepi:松尾康子&fcooker's
 

今回はレシピというより、アイディアと道具
 飛騨コンロをご存知ですか?

前々から欲しいと思っていた飛騨コンロを買いました。

あの「ほう葉味噌」をのっけて焼く、飛騨七輪です。

旅館なんかでも出てきますが、あれは形ばかりで、固形燃料を使っていたりして、焙烙焼きと同じく消えた後の臭いがいや。

どうして日本人は炭のよさを忘れてしまったのか! と、にわかナショナリストになってしまうほど、炭はいいです。炭をおこすときのキンキラした乾いた音、パチパチッと飛び散る火の粉、勢いのよかった炭がだんだん灰をかぶっていく様子……。見ていてあきずなぜか人を集中させてしまうものがあります。この飛騨七輪をテーブルに置いて、あり合わせの野菜や干物を焼きながらやる一杯は、こらえられません。さしすさされつでも、四・五人でも、もちろん独酌にも火は暖かい。

この風流がなんと三千円で買えるのです。絶対おすすめ。


★作り方(今回は作り方らしきものはないです^^;)

 

焼鳥や野菜、おにぎり、薩摩揚げを焼いたり、豚バラ肉の紫蘇巻やれんこんもとてもおいしい。

サザエのつぼ焼きもできそう。
炭火でいけそうなものを、いろいろとお試しあれ。イケるアイディアを見つけたら是非おしえて下さい。
 

 

炭焼きクッキング、プレゼンテーションも味もばっちりですよ!